２００５年英国ＬＲＣ単独展レポート  

２００５年６月１１日

　空梅雨だと言われていましたが、７月になってから雨の多い日が続いています。蒸し暑い毎日ですが、オーナーさんもワンちゃん達もお元気でお過ごしだと思います。

私は先月６月１１日に開催された、英国LRC（ザ・ラブラドールクラブ）単独展観戦の為イギリスへ行ってきました。パリのシャルルドゴール空港から、英国ダービー州のイーストミッドランド空港へ飛びお迎えに来て頂いたブースゲート犬舎のオーナー、デービッド・ナイチンゲールさん宅にホームステイし、一緒に会場へ連れて行って頂きました。

  会場はワーウィック州のストーンリー・パークでした。大変大きな公園で、お天気が良かったので今回はアウトドアのリンクでした。当日の出陳頭数は４３５頭。いつもの通り、雌と雄が別々のリンクで審査されました。一人での渡英でしたので、どうしても同時に二つのリンクを見る事が出来ません。その為、結果とハイライトしか写真に納める事が出来ませんでしたが、どれも素晴らしいラブばかりです。ショーリポートと写真でお楽しみ頂ければ幸いです。

BEST IN SHOW

会場の看板

今年ベストインを獲得されて、益々元気なカーペニー犬舎ペニーさん

パピークラスで大活躍のロチェビー犬舎、ポプキンソンさん。

ベストイン決定の審査風景

牝クラスの素敵なパピー達

かれこれ１０年前に初めてLRCのショーを観戦した時、また以前にクラフトへ行った際にはどうしても日本人観戦者への視線が冷たいように感じました。

クラフト観戦の為に渡英した９９年には、宿泊していた会場近くのホテルで、何気なくテレビを見ていますと、丁度クラフト開催のニュースが流れていました。そしてその中で、「アジア地域の悲惨な犬舎風景」というような意味のひとこまが写真付き（ひどい写真でした）で流れ、大変不愉快な思いをした事がありました。

けれども今回はLRCの役員であり、以前よりメールのやり取りでお知り合いでもあるマリー・トマセット女史が、観戦中に私の所へお越しになり「ねぇ千葉さん、外国からのサポーターの集合写真を撮りたいのだけれど、入って頂けないかしら・・・？！」とお声を掛けて頂きました。「喜んで！」とお返事し、トマセットさんに付いていくと、この日、海外から観戦に来ておられた海外の方々が集まっておられました。ベルギー、フィンランド、ベネズエラ、日本等々、皆で集まって写真を撮って頂きました。「この写真、今度のイヤーブックに載るかもよ・・！」との事でした（？？）   以前は何となく敬遠されているように感じていましたが、今はこうして「海外からのお客様」として歓迎いただいたことを、本当に嬉しく思いました。そして、歓迎して下さる英国の方々のお気持ちを裏切らないよう、これからも大好きなラブラドール達の犬質向上と真の幸福を、私たちの手で大切に育んでいこうと決心を新たにしたのでした。

ＰＳ：今回ショーの後で訪問したバルリオン犬舎のご紹介等を、番外編としてお届けする予定です。楽しみにして下さいね